URL・Wi-Fi・連絡先・メールから QR コードを作る
QR コードに入るのは文字列だけです。読み取った端末が Wi-Fi の設定画面を開いたり連絡先を登録したりするのは、用途ごとに決められた書式で文字列が書かれているからです。書式を一文字でも間違えると、その端末は何もしません。種別を選んで入力すると、このツールが書式どおりの文字列を組み立て、区切り記号のエスケープも処理します。
Wi-Fi のパスワードを口頭で伝えない
店舗やオフィスで、来客に Wi-Fi を使ってもらうときに使います。ネットワーク名と暗号化方式、パスワードを入力すると、読み取った端末が接続画面をそのまま開きます。パスワードは画面にも印刷物にも出さずに済みます。
名刺に連絡先を載せる
氏名・会社名・電話番号・メールアドレスを vCard 3.0 の書式で埋め込みます。読み取った相手は、手で入力し直さずに連絡先へ登録できます。項目が多いほどコードは細かくなるので、印刷サイズには余裕を持たせてください。
問い合わせ先への導線にする
メールの宛先と件名、電話番号、SMS の本文をあらかじめ埋め込めます。問い合わせ番号を件名に入れておけば、届いたメールを仕分けする手間が減ります。
色やロゴを変えても読めるようにする
読み取り機は、明るいモジュールと暗いモジュールの差でコードを読みます。淡い色どうしを組み合わせると、人間の目には見えていても機械には判別できません。色を変えたら、コントラスト比が 7:1 以上あるかを確かめてください。このツールは比を計算し、不足していれば警告を出します。明暗を反転させた配色も、読めない機種があります。
中央にロゴを重ねると、その下のモジュールは読めなくなります。それでも読み取れるのは、QR コードが誤り訂正の情報を一緒に記録しているからです。誤り訂正レベル H なら、面積のおよそ 30% までの欠損を復元できます。ロゴを入れるときは H を選び、大きさを一辺の 30% までに抑えてください。ロゴ画像はこのブラウザの中だけで合成し、サーバーへは送りません。
印刷サイズと余白の目安
読み取る距離の 10 分の 1 程度の一辺を確保する、というのが古くから使われている目安です。名刺やチラシのように手元で読むものは 2cm 前後、1m 離れて読むポスターなら 10cm 前後になります。
| 用途 | 読み取る距離 | 一辺の目安 | 誤り訂正レベル |
|---|---|---|---|
| 名刺・チラシ | 20cm | 2cm | M |
| 卓上の POP・メニュー | 40cm | 4cm | M |
| 店頭ポスター | 1m | 10cm | Q |
| 屋外の看板・現場の掲示 | 3m | 30cm | Q または H |
埋め込む文字数が増えるとモジュールが細かくなり、同じ一辺でも読み取りにくくなります。長い URL は短くしてから作ってください。周囲の余白はモジュール 4 個分が規格で求められています。背景の写真や飾り罫を余白に重ねると、コードの輪郭を検出できずに失敗します。
静的 QR コードと動的 QR コードの違い
このツールが作るのは静的 QR コード
内容をコードそのものに書き込む方式です。読み取った端末は、どのサーバーも経由せずに内容を取り出します。作成後にリンク先を変えることはできませんが、有効期限も課金もなく、サービスが終了しても読み取れます。
動的 QR コードは提供していません
短縮 URL を埋め込み、提供元のサーバーで転送する方式です。後からリンク先を変更でき、読み取り回数も計測できます。その代わり、提供元が転送を続けている限りでしか動かず、無料の範囲に期限を設けているサービスもあります。このツールはサーバーに何も持たない方針なので、作れるのは静的 QR コードだけです。
入力した内容はサーバーに送信しません
すべてブラウザの中で処理します
QR コードの生成には MIT ライセンスの qrcode-generator を使い、ブラウザの中だけで実行します。Wi-Fi のパスワードや連絡先のような、外に出せない情報にも使えます。このサイトのサーバーは静的なファイルを配信するだけです。
一度開けば、オフラインでも使えます
このページを一度開くと、必要なファイルがブラウザに保存されます。2 回目からはインターネットに接続していなくても QR コードを作れます。ブラウザのサイトデータを削除した場合は、再度オンラインで開いてください。
よくある質問
- 作った QR コードに有効期限はありますか
- ありません。このツールが作るのは、内容をコード自体に書き込む静的 QR コードです。どこかのサーバーを経由しないので、このサイトが無くなっても読み取れます。ただし URL を埋め込んだ場合は、そのリンク先のページが生きている必要があります。
- 印刷するときのサイズの目安はどれくらいですか
- 読み取る距離の 10 分の 1 程度が目安として知られています。手に持って読む名刺やチラシなら一辺 2cm 前後、1m 離れて読むポスターなら 10cm 前後です。コードの周囲にはモジュール 4 個分の余白が必要で、ここを詰めると読み取りに失敗します。
- ロゴを入れると読めなくなりませんか
- QR コードは誤り訂正で欠けた部分を復元できるため、中央の一部が隠れても読み取れます。ロゴを重ねるときは誤り訂正レベル H を選び、大きさを一辺の 30% までに抑えてください。それでも読み取り機によっては失敗するので、配布前に手元の端末で確認してください。
- 日本語の QR コードが文字化けするのはなぜですか
- QR コードには、Shift_JIS の全角文字を詰めて記録する漢字モードと、UTF-8 のバイト列として記録する方式があります。読み取り側がこの区別を誤ると文字化けします。読み取りページはどちらにも対応しています。
- カメラが起動しません
- カメラの利用にはブラウザの許可が必要です。一度拒否した場合は、アドレスバーのアイコンから許可し直してください。カメラが無い端末でも、画像ファイルの読み取りやスクリーンショットの貼り付けが使えます。
- 画像やカメラの映像はサーバーに送信されますか
- 送信しません。読み取りも生成も、利用者のブラウザの中だけで行います。読み取った内容の履歴も保存しません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
- 1 枚の画像に複数の QR コードが写っていても読めますか
- 読めます。画像に写っている QR コードをまとめて検出し、1 件ずつ内容を表示します。名刺を並べて撮影した写真もそのまま読み取れます。
- 作った QR コードを商用利用できますか
- できます。作成した画像の利用範囲に制限はなく、名刺、チラシ、看板、商品パッケージにそのまま使えます。なお「QR コード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。